46歳でサラリーマンを引退。今はライフスタイル・コーチとして活動しながら、家族との時間を大切にして毎日幸せに生きてます。「経済的自由!」とか、りきまずに、気楽にたのしく生きる方法のアイデアを、お裾分けしたいと思います。 こんな本やメルマガも書いてます↓
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毎日悲惨な事件や、憤りをおぼえるしかない事件が、新聞やニュースを賑わせていますが、街の引ったくりや空き巣から、企業の粉飾、サブプライム・ローン問題、国家間の紛争にいたるまで、その根底にあるのは、いずれもお金の問題です。
ニュースを見ていると
「なんでそれっぽちのお金で・・・」とか
「なんでそんな危険なことを・・・」とか
「なんでそんなひどいことを・・・」とか
思いますが、そんな論理的な思考では説明できないほど、お金は人の感情を揺さぶるものなのです。
日常生活でも、持ち物の値段や収入などを聞くことや、ちょっとした貸借でも、親しい間柄でもするべきではないと思われています。
そんな背景もあって、私たちはお金に関する知識や、感情的にならずにお金について考えることが、とても苦手です。
そしてこの、「感情的にならずにお金について考える」ことが苦手であるということこそ、上手にお金と付き合えないことの根本原因なのです。
● お金に関する感情
ほんの一例ですが、1989年の日本のバブル経済とその崩壊や、昨年のサブプライムローン問題に至るまでの世界的な不動産・株式の高騰を思い出してください。
過去に暴落を起こさなかった高騰は、どんな世界でもありえなかったのに多くの人は天井を突き抜けそうな勢いにあるものを高値で買い、その直後の暴落で、貴重な財産を減らしてしまいました。
それに対し、世界第二位の富豪であるウォーレン・バフェットは、誰もが危険だと思っていた時期に中国の株を大量に購入し、昨年の10月にそれを売り、莫大な利益をあげています。
現在、商品相場が暴騰していますが、10年間で4000%を超えるリターンを実現させたクォンタム・ファンドの創始者、ジム・ロジャーズは、1998年に、自身の商品ファンドを立ち上げています。
彼らは、群集が感情的になっている時に冷静に市場を分析し、感情に流されることのない投資を行っているから、莫大な利益を上げることが可能なのですが、多くの人は、感情に振り回されて高値の株を買い、その後の暴落で損をしてしまいます。
投資ではなく、普段のお金の使い方についても、感情に振り回されて浪費を繰り返す人は沢山います。
周りがそうしていたから。その時は欲しいと思ったから。家の中を見回せば、そんな理由で買ってしまったまま埃をかぶっている高価なものがたくさんあり、世間体や、付き合いと称して、感情のままにお金を消費してしまうのです。
● 拒絶と回避
私はライフ・スタイルに関するコーチングを行う際には、かならずその人の現在・過去、そして将来希望する経済状態を聞くことをします。
お金に関する感情は、人間の持つ感情の中でも最も強いもののひとつなので、いろいろな価値のある計画を立てても、お金に関する部分が安定していないと、全てが無駄になってしまうからです。
しかしお金に関するコーチング・セッションを上手に運ぶことは、とても難しいのです。
十分な収入を得ているので、経済状態には何も問題ありません。
きちんと仕事をすればお金はついてくるものです。
税金や日々の支出に関する詳細はわかりませんが、毎月の収入の範囲で十分に賄えています。
ちゃんと積み立て貯金をしています。
投資には興味がありません。
私にとって幸福はお金の問題じゃありません。
「経済状態をきちんと把握し、将来のプランをたてましょう」と言っただけで、このような拒絶や回避の言葉が返ってきます。
なにか新しいことを始めようとしたり、違った未来を築こうという時にはかならずいくらかの危険がともないます。
最悪の場合に耐えられるだけの経済的基盤を確認しておく作業は、自分の計画を安心して進めるためには必要不可欠なものなのですが、それを進んで検討しようという人はいません。
自分の経済状態を確認したり、将来に希望する経済状態を明確にしたからといって、悪い影響はなにも無いのですが、それを喜んでやろうという人は、今までに一人もいませんでした。
これこそ、お金のことに関して、人がどれだけ強く感情に(それも負の感情に)支配されているかを物語っています。
経済的に健全な状態は、預金通帳の残高だけの話しではありません。
それは結果であって、本当に必要なのは、お金に対する健全な精神状態をあなたの中に作ることなのです。
「なんでそれっぽちのお金で・・・」とか
「なんでそんな危険なことを・・・」とか
「なんでそんなひどいことを・・・」とか
思いますが、そんな論理的な思考では説明できないほど、お金は人の感情を揺さぶるものなのです。
日常生活でも、持ち物の値段や収入などを聞くことや、ちょっとした貸借でも、親しい間柄でもするべきではないと思われています。
そんな背景もあって、私たちはお金に関する知識や、感情的にならずにお金について考えることが、とても苦手です。
そしてこの、「感情的にならずにお金について考える」ことが苦手であるということこそ、上手にお金と付き合えないことの根本原因なのです。
● お金に関する感情
ほんの一例ですが、1989年の日本のバブル経済とその崩壊や、昨年のサブプライムローン問題に至るまでの世界的な不動産・株式の高騰を思い出してください。
過去に暴落を起こさなかった高騰は、どんな世界でもありえなかったのに多くの人は天井を突き抜けそうな勢いにあるものを高値で買い、その直後の暴落で、貴重な財産を減らしてしまいました。
それに対し、世界第二位の富豪であるウォーレン・バフェットは、誰もが危険だと思っていた時期に中国の株を大量に購入し、昨年の10月にそれを売り、莫大な利益をあげています。
現在、商品相場が暴騰していますが、10年間で4000%を超えるリターンを実現させたクォンタム・ファンドの創始者、ジム・ロジャーズは、1998年に、自身の商品ファンドを立ち上げています。
彼らは、群集が感情的になっている時に冷静に市場を分析し、感情に流されることのない投資を行っているから、莫大な利益を上げることが可能なのですが、多くの人は、感情に振り回されて高値の株を買い、その後の暴落で損をしてしまいます。
投資ではなく、普段のお金の使い方についても、感情に振り回されて浪費を繰り返す人は沢山います。
周りがそうしていたから。その時は欲しいと思ったから。家の中を見回せば、そんな理由で買ってしまったまま埃をかぶっている高価なものがたくさんあり、世間体や、付き合いと称して、感情のままにお金を消費してしまうのです。
● 拒絶と回避
私はライフ・スタイルに関するコーチングを行う際には、かならずその人の現在・過去、そして将来希望する経済状態を聞くことをします。
お金に関する感情は、人間の持つ感情の中でも最も強いもののひとつなので、いろいろな価値のある計画を立てても、お金に関する部分が安定していないと、全てが無駄になってしまうからです。
しかしお金に関するコーチング・セッションを上手に運ぶことは、とても難しいのです。
十分な収入を得ているので、経済状態には何も問題ありません。
きちんと仕事をすればお金はついてくるものです。
税金や日々の支出に関する詳細はわかりませんが、毎月の収入の範囲で十分に賄えています。
ちゃんと積み立て貯金をしています。
投資には興味がありません。
私にとって幸福はお金の問題じゃありません。
「経済状態をきちんと把握し、将来のプランをたてましょう」と言っただけで、このような拒絶や回避の言葉が返ってきます。
なにか新しいことを始めようとしたり、違った未来を築こうという時にはかならずいくらかの危険がともないます。
最悪の場合に耐えられるだけの経済的基盤を確認しておく作業は、自分の計画を安心して進めるためには必要不可欠なものなのですが、それを進んで検討しようという人はいません。
自分の経済状態を確認したり、将来に希望する経済状態を明確にしたからといって、悪い影響はなにも無いのですが、それを喜んでやろうという人は、今までに一人もいませんでした。
これこそ、お金のことに関して、人がどれだけ強く感情に(それも負の感情に)支配されているかを物語っています。
経済的に健全な状態は、預金通帳の残高だけの話しではありません。
それは結果であって、本当に必要なのは、お金に対する健全な精神状態をあなたの中に作ることなのです。
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プロフィール
一流外資系企業だから安心・・・と思ってたら、いきなり日本法人が無くなった!
HN:
だいきち
性別:
男性
職業:
ライフスタイル・コーチ
その後は、会社に頼らない生活を模索しながら会社勤めを続け、6年後に引退。
現在は、家族との自由な生活を満喫しながら、個人の幸せを追求する人を対象にした人間系コーチングを、ライフワークとして取り組んでいます。
企業の奴隷にならずに、自分らしく生きたい!経済的な自立を果たしたい!という人のお力になれるのは、とても幸せなことですね。↓こんな本やメルマガも書いてます。
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